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「英語を学ぶための優良教材紹介」サイトへようこそ!

このサイトでは、英語を学習するための書籍・動画などの優良教材を紹介しています。インターネット上には、さまざまな無料・有料の教材が公開されています。あまり予算がない方は無料の教材で、予算に余裕がある方は有料の教材で英語を学んでモノにしませんか。当サイトは、聞く教材、話す教材、読む教材、書く教材、書籍、動画、ラジオから構成されています。

なぜ今英語を学ぶ必要があるのか?

インターネット上の情報は8割くらいが英語で書かれていると言われています。そして、YouTubeの動画もおそらく8割くらいは英語で語られているのではないでしょうか? あなたが他者と差別化するには、日本語だけではなく、英語の本を読んだり、YouTubeで英語の動画を観て学ぶ必要があります。

英語を学ぶのは、会話をするのが主目的ではなく、情報を収集するのが一番の目的です。たとえば、YouTubeに公開されている「33%の法則」という動画があります。でも、英語が聞けないときは、どんな貴重な動画があっても活用することができません。参考までに動画の「スクリプト」を用意しました。ぜひ、このスクリプトを翻訳して役立ててください。

英語格差

英語が重要だとなると、人間を英語力で測ることが当たり前のようになり、ネイティブ・スピーカーに限りなく近く英語を話せる人が何だか「偉い」ようになり、英語が苦手な人は中身がどんなに立派であっても尊敬されないどころか就職もままならない、という歪んだ状況が生まれます。これが「英語格差」です。

英語格差という言葉は、嫌な言葉ですが、残念ながら現実を反映しています。ならばどうしたら良いのでしょうか? 皆んながある程度の英語力をつければ、「格差」は縮小します。それには、英語を勉強するしかないのです。

英語を勉強しても成果がでない人は、これまでの学習方法が間違っている可能性があります。語学習の基本は

  1. ネイティブ・スピーカーを目指すのではなく、自分が主体的に使える英語を目指す
  2. 英語を覚えようとするのではなく、知りたい内容、興味のある内容を英語で学ぶ

ことです。

英語が上達しないワケ

「英語は必要だ」と誰もが念仏のように唱えていますが、実のところ英語は日本人にとって「絶対に必要な存在ではない」のを誰もが知っています。日本に暮らしていて英語を学ぶことは、「外国語」として英語を学ぶわけで、英語が主要言語である社会で日常的に使わざろう得ない「第二言語」として学ぶわけではないので、必要度は低く、接触する機会も極めて少ない状況です。

普段使わないので、上達しないのは当たり前です。ところが、そのような環境の中でも英語が使えるようになる日本人はいます。英語の「達人」と呼ばれるようになった人は、誰もが努力しています。学校だけで勉強を完結しているわけではなく、自分でさまざまな勉強法を工夫し、あれこれやっています。

そのような努力を継続させる原動力は、英語を学ぶことを必然とする何らかの理由です。「英会話が趣味」という人に限ってなかなか英語力がつかないのは、目的が明確でなく、何となくやっているだけからかもしれません。到達可能な夢を持ち、それを実現するには英語が必要だ、となれば、きっと英語学習に気合が入るはずです。

「自分は何が得意か、何をすることが好きか、夢は何か、これからしたいことは何か?」を考えてみてください。何かひとつ見つけたら、それについて英語で読んだり聞いたり話したりしてみます。たとえば、C言語、Java、PHP、JavaScriptなどのプログラミング言語に興味があるなら、日本語の専門書ではなく英語の専門書を買って勉強してみます。

また、インターネットで情報を検索するときも、日本語のウェブサイトではなく、英語のウェブサイトを検索して情報を探すクセをつけます。余談ですが、ITの情報に関しては日本語のサイトと英語のサイトでは、格段の差があります。極論を言えば、日本語のサイトは英語のサイトを日本語に翻訳したものが圧倒的に多いようです。どちらが分かりやすいかといえば、当然英語のサイトです。

関心あることがとっかかりになって、知りたいという目的が生まれると、好きなことに引きずられて、いつの間にか英語はあなたの生活に入り込んでいるはずです。

英語学習の基本は「語彙」から

英語を使えるようになるには、度胸も必要ですが、もっと必要なことは、語彙(Vocabulary)です。いくら勇気を振り絞っても、単語や語句を知らなければ、言いたいことは何も言えません。自分の知らない単語を、別の知っている単語で言い換えることもできますが限界があります。語彙の学習については「数」と「方法」の2つの問題があります。

ひとつは、「どのくらいの単語数を覚えたらよいのか?」という数の問題。もうひとつは、「どうやって覚えたらよいのか?」という学習方法の問題です。

まず、数の問題ですが「何のために英語を学ぶか?」によって必要な語彙数が変わってきます。ちょっと海外旅行に行く程度なら中学レベルの語彙でなんとかなります。でも、仕事で英語を使うとなれば8000語は必要になります。そして、何かの問題について議論するとなれば、
1万語は必要です。

北米の大学や大学院に留学して本格的に学ぶとなれば、やはり1万語程度の語彙が必要となります。TOFELのスコアを見ると、およそ8000~1万語レベルであることが分かります。ちなみに英語が母国語の人たちの語彙は2万語くらいと言われています。

日本の中高の6年間で学ぶ語彙数は、およそ3000語。たったの3000語です。大学卒業時で
4000~5000語くらいになります。仕事で使う英語となれば8000~1万語が必要なので、これでは太刀打ちできません。

そもそも語彙数が圧倒的に不足しています。英語が思うように使えないのは、語彙数が圧倒的に不足していることを自覚する必要があります。意識して自力で頑張るしかありません。自律した学習者になり、自分で語彙数を増やすしかないのです。

読んで分からない単語は、聞いても分かりません。単語や表現を知らなければ、英語を読んでも聞いても分からないし、書いたり聞いたりできません。つまり、英語を使えるようにならないのです。英語の単語は、単語カードを使って丸暗記しても覚えられません。では、どうすればよいのか? 回り道を覚悟して、ゆっくり着実に語彙に取り組むしかありません。どうやって? 英文を読む! それも、たくさん読むことです。

読み方には「精読」と「多読」の2種類ありますが、自習では多読がお勧めです。細かいことにはこだわらず、内容を楽しみながらざっと読み飛ばします。知らない単語があっても、いちいち辞書を引いていたら、時間ばかりかかって進まず、楽しくないので、知らない単語は無視します。

どんどん読んで、特定の単語が分からないとどうしても内容が把握できない、意味を推測してみても、それが正しいか確認できないというときだけ、辞書で調べてみます。そのとき「ああ、こういう意味なのか」と思って納得すると、その単語は頭の中のデータベースに蓄積されます。

もちろん、ゆっくり熟読することも大切です。自分の興味のある本などを、時々丹念に読んでみます。読むことは、英語を聞く力、話す力、書く力など、すべての土台となります。目的やその時の気分に合わせて、「多読」「精読」を組み合わせて、ともかく英文を大量に読んでみます。

カナダ生まれで、アメリカ在住のブライアン・トレーシーさんが「1000%の公式」で毎朝1時間本を読むことを勧めています。毎朝1時間英語の本を読めば1週間で1冊読むことになります。そうすれば、1年で52冊読むことに。専門分野の本を52冊読めば、大学院で学ぶのと同等の知識が習得できます。英語の語彙が増えて、専門知識が得られてまさに一石二鳥の効果が得らます。

英単語は丸暗記ではなくコンテクストで覚える!

英語を使えるようになるには語彙が欠かせません。だからと言って、単語カードの表に「英単語」を書き、裏に「日本語の意味」を書いて覚えても使い物になりません。これには2つの問題があります。ひとつは、単語というのはコンテクスト(その場の状況など)によって意味が変わってくるので、まとまったセンテンスとかパラグラフでどう使われているかを知らないと、結局は使えないという問題。

もうひとつは、英語の○○=日本語の△△という等価(同じ意味)の関係は、言語が異なるとありえないという問題。それぞれの単語のニュアンスが違ったり、意味範囲が微妙にずれていることが多く、完全に同じ意味になることは稀です。

「As a matter of principle、such a trade agreement is bound to unleash some potential…」

の文章で使われている「unleash」を「引き綱を外す」と訳してもまったく意味が通じません。この文章では「解き放つ」という意味になります。意味がコンテクストで変わるのは、単語だけではなく熟語も同じです。英語に「come up with」という句動詞があります。「(計画などを)思いつく」「(考えなどを)打ち出す」という意味があります。

「Seven-Eleven Japan has come up with new kind of onigiri….」

この文章では「come up with」が「用意している」となり、「セブン-イレブン・ジャパンは、新しい種類のおにぎりを用意している…」という意味になります。

英文を大量に読んでいると、それぞれの単語はコンテクストによって使われる意味が異なってくることが分かってきます。英語の単語や語句は、日本語のそれと等価ではありません。だから単語カードで機械的に覚えても使いこなせるようにはならないのです。

日本語で言い表すことができない外国語の意味をどうやって把握するのかといえば、その言葉がコンテクストの中でどういう意味で、どう使われているかを考えるしかありません。逆にいえば、コンテクストがあるから単語や語句の意味が分る、ともいえます。

コンテクスト(context)には、その場の状況などの「状況コンテクスト」の他に、文化が関わってくる「文化的コンテクスト」もあります。文化が違えば、前提とする常識や世界観や価値観が異なるので、「コンテクスト」が異なってきます。

ちょっとした言葉であっても、それは「文化」というコンテクストに埋め込まれており、また、話している相手が誰か、その場の状況や環境はどのようなものか、という動的な「状況」コンテクストによっても左右されます。

英語で未来を表現するには「be going to」とか「will」を使うことは知ってると思いますが、
「現在進行形」とか「現在形」も未来を表現することができます。「Aliens will invade Earth」と「Aliens are going to invade Earth」は同じ未来形でも意味が異なります。「will」は遠い未来の不確かなことを表現するときに使います。

なので「Aliens will invade Earth」と言われてもエイリアンが地球を侵略するかどうかは確かなことではないので驚くことはありません。ところが「Aliens are going to invade Earth」と言ったときは、エイリアンが地球を侵略することが本当のことで(確かな情報をもっている)、近未来に地球を侵略するという意味になります。

それから「will」は約束するときにも使います。たとえば、「I will marry you」と言えば、あなたと結婚することを約束するといった意味になります。あと、「will」はボランティアで何かを行うときにも使います。たとえば、「I’ll do it」といった使い方。このように英語は、同じ未来形でもコンテクストによって意味が変わってきます。

英語力をつけるには、会話パターンを暗記しているだけでは効果が薄く、ともかく「読む」ことです。なぜなら、コンテクストの中で生き生きと使われている言葉を学ぶことを可能のしてくれるのは、何と言っても「読む」ことだからです。読むことは、英語力の「大いなる可能性を引き出す」と言っても過言ではありません。

話すためにこそ英文法が必要!

「文法なんてやるから英語が喋れない」という話をよく聞きます。そして文法は百害あって一利なしのように避難され、公教育における英語の授業は文法の影が薄くなっています。学校では、オーラル・コミュニケーションをやることになっていても、実際には文法を教え読解をやらせている学校が少なからずあります。いったいどうして学校では、文法を教え続けるのでしょうか。

理由は、英語を使えるようになるためには、基本的な文法を教えないわけにはいかないからです。外資系企業に就職すると、報告や提案などを口頭ではなく文書にして提出するように指示されます。でも、文法を知らないと英文を書けず、慌てて文法書を買うことになります。

「英文法」とは、スポーツのルールみたいなものです。テニスであれ野球であれ、スポーツには必ずルールがあり、選手はそのルールに従って試合をすます。スポーツをやりたいと思ったら、ルール(文法という規則)を学び、スキル(聞く、読む、書く、話すの4技能)を磨くしかないのです。

英語の発音だと、少し変でも不快がることはなく、外国人なんだからしょうがない、と許してもらえます。ところが、文法が間違っていると、単純に「教養がない」と思われてしまいます。メールで書いた英語が文法的に間違いだらけだと、「うーん、この人、教育程度が低そう」と誤解されてしいます。

文法を知らないと、そもそもセンテンスを組み立てられません。センテンスを作れないとまともな会話ができないのです。まず、最低限のルールを知る、という意味でも基本的な「文の構造と5文型」だけは勉強する必要があります。

  1.  S(主語)+V(動詞) ➡ I promise.
  2.  S(主語)+V(動詞)+C(補語)➡I became a writer.
  3.  S(主語)+V(動詞)+O(目的語)➡I opened a window.
  4.  S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+O(目的語)➡My mother game me a watch.
  5.  S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+C(補語)➡He makes me happy.

この「5文型」が英語の設計図であり基本的なルールです。余談ですが、目的語と補語の違いが分からない人は、「イコールでつなげられるのが補語」と覚えておくと便利です。「He makes me happy」をみると、「He」と「me」は二人の違った人間でイコールではないので「me」は補語ではなく目的語になります。「happy」は、「私」が「幸せ」なのだから、「me=happy」となり、補語だとわかります。

英語の5文型を理解しておくと、一見ややこしい英語の構文を解析できるようになります。

「The five countries selected gained at least two-thirds membership support.」

この文章の主語は「The five countries」であることは容易に想像できます。ところが、この文章には動詞が「selected」と「gained」と2つもあります。なんで動詞が2つあるの?と混乱し、わけが分からなくなります。この例では、「2つのうちのどっちが述語動詞だろう?」と考えてみます。

「selected」が述語動詞だと「選ばれた5ヶ国が選んだ」となって意味が通じません。そこで2つ目の「gained」が述語動詞だと考えれば、「選ばれた5ヶ国が支持を獲得した」となり意味が通じます。そして、「selected」は動詞の過去形が名詞を修飾して形容詞として使われているということがわかります。

これで分るのは、構文を分析すればどんな複雑な英文も意味が読み取れること、そのためには、文法力、そして語彙力と背景の知識が役立つということです。文法の知識は英語の理解に必要不可欠ですが、実際に英語を話す際に、いちいち文法を考えていたら話せなくなります。なので理屈で考えないで、熟語などは丸ごと頭に叩き込んでおかないと使えません。

文法的な正確性に過度にこだわらず、無理せず確実に文法力をつけるには、どうしたらよいのでしょうか。万能薬はありませんが、ひとつ言えるのは、語彙と同じで、周り道のようでも、たくさんの英文に接することです。

英語を読むという練習をしっかりしていると、だんだん英文の構造に慣れてきて、複雑なセンテンスも霧が晴れるように分かってきます。英語圏で生まれた人でも、関係代名詞を使えるまでに10年はかかることを知れば、文法は難しいんだ、と気がラクになります。

関係代名詞と同じくらいやっかいなのが仮定法です。仮定法とは、「もし何々だったら」と、現実とは違うことを仮定として言う時に必要です。仮定法を知らないと丁寧な言い方がができなくなります。日本語のような敬語が英語にありませんが、丁寧が表現は英語にもあります。

英語では、丁寧に話すとき「仮定法」を使います。「助けて頂けると本当に有難いです」と丁寧に頼むときには、「I would appreciated it very much if you could help me.」のように仮定法を使います。

英文法は、英語という言語文化のルールです。その規則を知ることは、異文化理解につながります。英語を学ぶということは、「異文化との格闘」でもあるのです。そう考えて、英文法と正面から向き合ってみると、日本語とのあまりの違いに唖然としつつも、違うからこそ面白いということにも気づきます。日本語と違うからこそ、異なる世界を知ることになります。だから英語を学ぶ意義があのです。

本当に理解しようと思ったら、文法もひっくるめて英語という言語文化を知ることです。

英語のシャドーイングについて

シャドーイングとは、聞こえてきた音声をそのまま繰り返すだけの単純な練習です。そもそも、シャドーイングは同時通訳の基礎練習です。同時通訳者養成になぜこの訓練が入っているかといえば、耳から聞こえた言葉を別の言葉で瞬時に口から出すからです。

つまり、「聞く」と「話す」を同時進行で行うという、通常の会話ではあり得ないことができるようになるために、まずは「訳す」という作業をしないで「聞いたことをそのまま繰り返して口から出す」練習をすます。

慣れてくると、自分の声を無視して耳から聞こえてくる音声に集中できるようになります。日本の伝統的な外国語学習法に「素読」があります。漢籍をひたすら声を出して読みます。「同時通訳の神様」と呼ばれた國弘正雄さんは、中学のとき英語を音読して学んだそうです。

そして同時通訳者になれるほどの英語力を身につけた体験から「只管朗読」として音読学習法を広めました。只管朗読(しかんろうどく)とは、暗記しようとは考えず、「ひたすら音読」する方法です。具体的には、英語の教科書を「毎日」「定時間」「一定量」「必ず」音読します。1日あたり1時間を目処とするのが基本です。

CDを聞いて内容を推測してから音読し、その後、精読して内容を理解することも含まれています。なので内容を度外視してひたすら音読するだけではないのです。

ちなみに、私は1時間の散歩中はスマホにダウンロードしておいた動画の音声を聞くのが習慣になっています。時々、シャドーイングもします。主に、TEDとかTEDxの動画の音声を聞いています。最近だと、Steve Jobs、Tony Robbins、Brian Tracy、Grendon Burchard、Les Brownなどの音声を聞くことが多いです。

散歩中に音声を聞くということは、健康によいだけではなく、英語の学習にも役立ちます。そして、もっとも重要なのは世界中で活躍しているメンターの考え方を学ぶことができることです。

音読の効果は科学的に証明されているわけではありません。何回も音読するほど努力する学習者は、音読だけでなく、書かれている内容を精読したり、次には多読したりと、さまざまな学習法を実践している人が多いようです。英語の学習は、「ひたすら音読」という方法に頼るのではなく、さまざまな学習方法を取り入れて学ぶのがもっとも効率がよいように思えます。

英語検定試験について

英語格差を、これでもかと見せつけるのが日本では「英語検定試験」などの各種の
英語能力測定試験です。なにしろ英語力が点数という数値で示されるので、それだけで動かぬ証拠となり、高得点を得た少数の人たち以外の多くは落ち込むことになります。そして英語嫌いになる人が多いのです。

英語力を測定する試験の受講料は、数千円から2万円を超すものまであり、2時間かかる試験から4時間半かかるものまであります。就職ともなればTOEIC(トーイック)というビジネス英語のスコアが必要だと言われ、730点を超えなければ採用しない、昇進はないという企業もあります。

アメリカやカナダの大学に留学するために必要であるTOFEL(トーフル)という英語検定能力試験が最近とみに脚光を浴びています。TOEICとTOFELは、米国のETSというテスト専門機関が作成しています。英国製では、留学時に必要なIELTS(アイエルツ)や、ビジネス英語のBULATS(ブラッツ)があります。日本の企業で求めるビジネス英語力の判断としては、国際ビジネスコミュニケーション協会が提供するTOEICが圧倒的な知名度で、多くの大学が就活に備え学生に受験させています。

米国やカナダへの留学ならTOFELの公式スコアが必要になります。インターネット形式のTOEFL-iBTは、230ドルの受験料を払い4時間半かけてコンピューターで受験します。内容は「読む、聞く、話す、書く」の4技能で、英語圏の大学で学ぶための力があるかどうかアカデミックな英語力を測定します。語彙、文法、読解、英語式論理構成など総合的な英語力が問われ、英会話ができる程度では歯がたたない試験内容です。

英国やオーストラリア、ニュージーランドへの留学には、IELTSのスコアが求められます。こちらも大学などの場で必要なアカデミックな英語力を測りますが、英語での面接を実施して対面で話す力も見るようになっています。

日本の中学高校で英語力診断に多く使われるのは、英検とGTECです。ベネッセのGTECはスコアが数字で出るが、英検は1級を頂点に下は5級まで7段階のレベルで表示されます。1級合格者はごく少数で、普通は準1級です。中高の英語教師でさえ半数が準1級と言われています。大学受験は2級レベルとされていましたが、最近の高校3年生は準2級が大半です。

映画で英語を学ぶ

洋画を観るというのは英語学習者の定番のようです。昔も今も、英語好きは決まって洋画を観ているようです。多くの人は「日本語字幕」に頼ってしまうようです。でも、日本語字幕を読みながら観た洋画は、わかったような気になるだけで実は英語の学習にはなりません。肝心の英語は断片的にしか耳に入ってきません。

映画で英語を学ぶことは、特定の状況(コンテクスト)でどのように言葉が使われるのかを理解するのにつながります。「愛と追憶の日々」という映画で、夫の浮気が妻にバレたとき、妻は夫に「I’m on to you.」という表現をしています。「私は、あなたの浮気のことを知ってるのよ」といった意味になります。これなどは、映画の状況からある程度想像できます。

この英語の最後で、娘のエマ(Emma)がガンで亡くなるがこのとき看護師が「She’s gone」と言ってました。英語学習者は、英語という異質な文化に接したいので、字幕付きの洋画にこわだわるのではないでしょうか。でも、せっかく観るなら、もう少し積極的に映画を観るべきです。まずは、字幕ではなく英語を聞いて映画を楽しむ。日本語字幕は消します。DVDなら何度でも観ることができるので、どうしても分からない場面だけ字幕でチェックしてみます。

その際に、少し時間をかけて、オリジナルの英語ではこう言っているのに、日本語訳ではこうなっている、という比較をしてみることも、英語と日本語の距離を知る上で大切です。英語の勉強目的で洋画を観るときは、勉強に適したものを選びましょう。アクション、SFなどよりも
生活とか、人間関係をテーマにしたものにします。たとえば、「愛と追憶の日々」などがお勧めです。

洋画は、GEO、BookOffなどで古いものなら1週間100円で借りられます。また、図書館には英語の勉強に適した洋画のDVDがたくさん用意されています。私の住んでいる図書館では約5000本の洋画が借りられます。ぜひ図書館を有効活用して欲しいと思います。

英語本速読のコツとは

グローバル時代のコミュニケーションでは、「必要なことを最初に書く」ことが大事です。とくに、メールを書くときには英語の論理構成のように直線的で単純明快にすることが大事になります。

英語はパラグラフから構成されていて、ひとつのパラグラフにはひとつの内容を書き、複数のパラグラフには論理的な一貫性を持たせます。冒頭のイントロダクションでは、これから書くことは、かくかくしかじかです。これについては賛成(もしくは反対)と全体の予告をします。

次にいくつかのパラグラフで、予告した内容を詳しく論じます。問題の所在、背景となる社会的・歴史的状況、関連するデータや専門家の見解、自分が賛成・反対する理由など。この本体)を英語ではディスカッション(discussion)と呼びます。

そして最後の結論では、新たな議論など余計なことは入れず、「この文章では、こういうことを書きました」と、簡潔にまとめます。特に冒頭のイントロダクションは重要で、このパラグラフを読めば、全体の文章がどういうテーマを取り上げ、執筆者の立場がどういうものであるか、概要が掴めます。急いているときには、このイントロダクション・パラグラフを読むだけでにします。

つまり、自分が英文を書くときにも、その点をしっかり念頭に置き、まずは全体像を示し、細部は後に続くパラグラフで書けばよいのです。忘れてはいけないのは、英語のパラグラフのひとつひとつが、全体と同じような構成になっていることです。どのパラグラフにも、概要をまとめて最初に提示する「トピック・センテンス」があり、そして最後に「結論」が来ます。

英語の本を読むときには、英文の構成を理解していると速読できるようになります。英語の本を速読するコツは、まずは斜め読みして(これをskimmingと呼ぶ)、取捨選択して必要が情報だけを拾い出し(これをscanningと呼ぶ)、それから細部まで読んで十分に理解します(これを精読 intensive readingと呼ぶ)。

速読のコツをまとめると、

  1.  Skimming
  2.  Scanning
  3.  Intensive Reading

となります。

余談ですが、巷に溢れている速読術の基本は、結局は英語の本を読むときのコツとあまり違いはありません。

英語学習のコツ

  • インプット
    • インプットを理解するには、背景知識が必要になる。なので自分に興味があることを読んだり、聞く。
    • リスニングは、聞いても20%しか分からないような教材を聞くよりも、80%以上わかる教材を何回も聞く。
    • リスニング教材は、スクリプトがあれば、聞き取れないところを文字で確認してから、もう一度聞く。
    • 動画などは聞き取れないとき、英語の字幕を表示して確認する。
    • 英語「を」勉強するのではなく、英語「で」情報を入手する。
    • ほとんど聞き取れないものでも、聞かないよりは聞いたほうがよい。
  • アウトプット
    • アウトプット(話す・書く)は、毎日少しでもやる。日記を書いたり、独り言を録音、ネットチャット等で話す。
    • 話すときは、意味が通じることを第一にし、余裕があれば正しい文を言うように努力する。音声も正しい発音をするように注意する。
    • 話すときは、well…, um…, you know…,how do you call it…などといって、時間を稼ぐ。
    • 話すときに、言いたい単語が思いつかないときは、別の簡単な表現で言い換える。たとえば、「体育館」を指すことばが思いつかないときは、「the building where you play basketball」などという。
  • 語彙
    • 単語は、文脈(コンテキスト)の中で覚える。意味を丸暗記しても使いこなせない。
    • 知らない単語があっても、なるべく推測する。
  • 発音・音声
    • 難しい発音の仕方(RとLなど)は、確認しておき、意識すればできるようにしておく。
  • 文法
    • 文法は、基本的なもの(中学~高校1年程度)について、文をつくれるレベル、アウトプットできる程度までマスターする。
    • 難しい文法は無視してよい。

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